移動評価において「歩行は困難であるが、介護者の見守りの下、車椅子で 50 m の移動が可能である」場合の FIM と Barthel Index の評価点との組合せで正しいのはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
同じ移動の状態を、FIM(機能的自立度評価法)とBarthel Indexの両方で採点する問題です。
FIMの移動は、主な移動手段(歩行か車椅子)で、50m移動できるかと介助量で1〜7点を付けます。
Barthel Indexの移動は15・10・5・0点で、歩行できない場合に車椅子で45m以上移動できれば5点です。
【選択肢別解説】
1:× FIMの6点は修正自立で、補装具などを使っても見守りなしで安全に移動できる状態です。
本例は見守りが必要なので6点にはならず、Barthel Indexの10点も歩行の項目なので該当しません。
2:× FIMの5点は正しいですが、Barthel Indexの10点は「介助や見守りで45m以上歩行できる」状態です。
本例は歩行が困難で車椅子移動なので、10点にはなりません。
3:○ FIMでは、車椅子で50mを見守り(監視)の下で移動できるので5点です。
Barthel Indexでは、歩行はできないが車椅子で45m以上移動できるので5点です。
4:× FIMの4点は最小介助で、本人が移動の75%以上を行い、体に触れる介助が必要な状態です。
本例は見守りのみなので、4点ではなく5点です。
5:× FIMの4点に加え、Barthel Indexの0点も誤りです。
Barthel Indexの0点は移動が不可能な状態で、本例は車椅子で50m移動できるので5点です。
【ポイント】
FIMは介助量で採点し、見守り・指示・準備のみなら5点、触れる介助が25%以下なら4点です。
Barthel Indexの移動は、歩行15点・介助歩行10点・車椅子5点・不能0点の段階で覚えましょう。