正答3
解説
正解は3です。
脳卒中片麻痺の上肢機能検査は、満点の点数と特徴で区別します。
32点満点で、回復の経過を比べる標準回復プロフィールがあるのは、MFT(脳卒中上肢機能検査)です。
【選択肢別解説】
1:× MAL(motor activity log)は、日常生活で麻痺手をどれだけ使ったか(使用頻度)と動きの質を、0〜5点で聞き取り評価します。
32点満点の検査ではありません。
2:× MAS(Modified Ashworth Scale)は、他動運動時の抵抗から痙縮の程度を0〜4の段階で評価する尺度です。
上肢の動作能力を点数化する検査ではありません。
3:○ MFTは、上肢の前方挙上・側方挙上・手掌を後頭部へ・手掌を背部へ・握る・つまむ・立方体運び・ペグボードの8項目からなります。
合計32点満点で、標準回復プロフィールと比較して訓練プログラムの作成に役立てます。
4:× SIAS(脳卒中機能障害評価法)は、運動・筋緊張・感覚・関節可動域・疼痛・体幹・高次脳機能・非麻痺側機能を評価します。
22項目76点満点の総合的な機能障害評価です。
5:× STEF(簡易上肢機能検査)は、大きさや形の違う物品を移動させる10の下位検査からなります。
所要時間で採点し、片手100点満点です。
【ポイント】
上肢機能検査の満点は、MFT 32点、STEF 片手100点、SIAS 76点、Fugl-Meyer評価法の上肢運動項目66点が頻出です。
MFTの特徴は「標準回復プロフィール」と覚えましょう。