正答2
解説
正解は2です。
頭部CTと頭部MRIの特徴を比較する問題です。
CTはX線を用いて断層画像を撮影し、MRIは磁気と電波を用いて撮影します。
【選択肢別解説】
1:× CTはX線を使うので、被ばくがあります。
被ばくがないのはMRIです。
2:○ CTは撮影時間が数分程度と短く、救急の場面ですぐに撮影できます。
体内の金属や心臓ペースメーカーがあっても撮影できる場合が多い点も利点です。
3:× 脳幹や後頭蓋窩は、周囲の厚い骨による画像の乱れ(アーチファクト)でCTでは見えにくくなります。
脳幹部の病巣は、骨の影響を受けにくいMRIのほうがわかりやすいです。
4:× 脳出血は、CTで発症直後から高吸収域(白)として明瞭に写ります。
CTは脳出血の診断に有効で、急性期の第一選択の検査です。
5:× 急性期の脳梗塞は、発症から数時間はCTでは写りにくいです。
急性期の脳梗塞の診断には、MRIの拡散強調画像が有用です。
【ポイント】
CTは「短時間・出血に強い・被ばくあり」、MRIは「被ばくなし・脳幹と急性期脳梗塞に強い・撮影に時間がかかる・金属に注意」と対比して覚えましょう。