正答2
解説
正解は2です。
職場のパワーハラスメントは、優越的な関係を背景とした言動で、業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、労働者の就業環境が害されるものと定義されています。
適正な業務指導・人材育成と区別できるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 能力に応じて業務量を調整することは、適正な業務管理です。
ハラスメントには当たりません。
2:○ 業務と関係のない雑用を指示することは、業務上必要かつ相当な範囲を超えた要求です。
私的な雑用の強制は、パワーハラスメントの類型の一つである「過大な要求」の例に挙げられています。
3:× 無断欠勤を繰り返す職員を指導することは、業務上必要な指導です。
ハラスメントには当たりません。
4:× 守秘義務は医療従事者の基本的な義務です。
実習生にそれを厳守するよう指導することは適正な教育です。
5:× 育成のために少し高いレベルの業務を任せることは、業務上の必要性がある範囲での人材育成です。
【ポイント】
パワーハラスメントの6類型は、身体的な攻撃・精神的な攻撃・人間関係からの切り離し・過大な要求・過小な要求・個の侵害です。
業務上必要かつ相当な範囲内の指導は、ハラスメントには該当しません。