正答1
解説
正解は1です。
鍼の治療的作用のうち、筋けいれんのように機能が過剰に高ぶった状態に用いる作用を問う問題です。
機能を整える作用には、亢進した機能を抑える鎮静作用と、低下した機能を高める興奮作用があります。
【選択肢別解説】
1:○ 鎮静作用は、けいれんや痛み、知覚過敏など機能が亢進した状態を抑える作用です。
筋けいれんは筋の過剰な興奮なので、鍼治療の目的として最も適切です。
2:× 転調作用は、自律神経失調やアレルギー体質などの体質を改善する作用です。
筋けいれんを直接鎮める作用ではありません。
3:× 防衛作用は、白血球の増加や免疫機能の向上によって生体の防御力を高める作用です。
筋けいれんの治療目的ではありません。
4:× 矯正作用は、ゆがみや偏りを正すことを表す語で、筋の過剰な興奮を抑える作用を指すものではありません。
筋けいれんを抑える目的は鎮静作用として説明されます。
【ポイント】
鎮静作用には比較的強く長い刺激、興奮作用には弱く短い刺激が適するとされます。
弱い刺激は機能を高め、強すぎる刺激は機能を抑えるというアルント・シュルツの法則と合わせて覚えましょう。