正答2
解説
正解は2です。
咳嗽(せき)の意味と、原因となる病態、対応を問う問題です。
咳嗽は、気道の異物や分泌物を外へ出すための反射です。
【選択肢別解説】
1:× 誤嚥でも咳嗽は生じます。
食物や唾液が気道に入ると咳反射が起こり、異物を外へ出そうとします。
2:○ 咳嗽は生体防御反応の一つです。
気道の受容器が刺激されると、延髄の咳中枢を介して強い呼気が起こり、異物や痰を排出します。
3:× 心不全でも咳嗽は生じます。
左心不全では肺うっ血により、特に夜間や横になったときに咳が出やすくなります。
4:× 長期間続く咳嗽は、鎮咳薬で様子をみるのではなく、原因を調べる必要があります。
結核や肺癌、咳喘息などが隠れている可能性があるためです。
【ポイント】
咳嗽は持続期間で急性・遷延性・慢性に分けられ、長引く咳は原因検索が必要です。
痰を伴う湿性咳嗽を鎮咳薬で止めると、痰の排出が妨げられることがあります。