正答3
解説
正解は3です。
サルコペニアの定義と、それに当てはまる症状を問う問題です。
サルコペニアは、加齢などにより骨格筋量が減少し、筋力または身体機能が低下した状態です。
診断には筋量に加えて、握力と歩行速度などの身体機能が用いられます。
【選択肢別解説】
1:× 知人の名前が思い出せなくなるのは記憶力の低下です。
認知機能の問題であり、筋量や筋力の低下を示す症状ではありません。
2:× 油っこいものを食べることが減るのは食の好みの変化です。
サルコペニアの診断に用いる症状ではありません。
3:○ 歩くスピードが遅くなるのは身体機能の低下です。
歩行速度の低下はサルコペニアの診断項目にも含まれる代表的な症状です。
4:× 夜間のトイレの回数が増えるのは夜間頻尿です。
前立腺肥大症や過活動膀胱などでみられ、サルコペニアの症状ではありません。
【ポイント】
サルコペニアは「筋量・筋力(握力)・身体機能(歩行速度)」の3点で評価します。
フレイルは身体面に加えて精神・社会面も含む、より広い概念として区別します。