正答2
解説
正解は2です。
宅地の安全性に関わる斜面・擁壁・土壌汚染の知識を問う問題です。
この問題は最も不適当なものを選ぶので、○ が答え(不適当な記述)です。
【選択肢別解説】
1:× この記述は適当です。
30度以上の斜面は崖として扱われ、背後に控える宅地では崖崩れの危険があります。
そのため、崖面の保護対策や擁壁の設置などが必要です。
2:○ この記述は不適当です。
擁壁は、高さにかかわらず、背面の土に含まれる水を排出する水抜き孔を設けることが重要です。
水抜き孔がないと背面に水がたまって水圧が増し、地震や豪雨の際に崩壊するおそれがあります。
高さ2m以下なら被害が生じないということはありません。
3:× この記述は適当です。
重力式擁壁は、擁壁そのものの重さで背面からの土圧に抵抗するコンクリート構造物です。
4:× この記述は適当です。
工場跡地や埋立地などでは、重金属や揮発性有機化合物などによる土壌汚染が問題となることがあります。
【ポイント】
擁壁の安全性は、水抜き孔の有無や排水状況が大きく左右します。
擁壁にひび割れ・はらみ・水抜き孔の詰まりがないかは、宅地の安全確認の基本です。