特定転貸事業者が、特定賃貸借契約を締結しようとする際に行う相手方への説明(以下、各問において「特定賃貸借契約重要事項説明」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
この問題は、特定賃貸借契約重要事項説明(管理業法30条)の方法と相手方を問うものです。
【選択肢別解説】
1:× 説明者に3年以上の実務経験は、法律上求められていません。
実務経験者や賃貸不動産経営管理士などが説明することが、望ましいとされているにとどまります。
また、説明は特定転貸事業者自らが行う必要があり、第三者に委託して行わせることはできません。
2:× 説明から契約締結までに1週間程度の期間をおくことは、望ましいとされているにすぎません。
法律上の義務ではありません。
3:○ 相手方が賃貸住宅管理業者などの専門家である場合は、説明を省略できます。
相手方が専門的な知識・経験を持つため、説明を要しないとされているからです。
特定転貸事業者や宅地建物取引業者なども、同様に扱われます。
4:× 契約期間中に説明事項に変更があった場合は、更新時を待たずに説明する必要があります。
少なくとも変更のあった事項について、書面を交付して説明しなければなりません。
【ポイント】
説明が不要な相手方は、管理業者・特定転貸事業者・宅建業者など、専門性の高い者に限られます。
「望ましい」とされる事項と、法律上の義務を区別して覚えましょう。