特定転貸事業者が、特定賃貸借契約を締結しようとする際に行う相手方への説明(以下、各問において「特定賃貸借契約重要事項説明」という。)に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
この問題は、特定賃貸借契約重要事項説明の説明方法、特にITを活用した説明の要件を問うています。
この問題は不適切なものを選ぶので、○ が答え(不適切な記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述です。
特定転貸事業者は、相手方の賃貸住宅経営の目的や意向を十分に確認して説明すべきとされています。
相手方の状況に応じた説明をすることで、契約内容の誤解を防ぐためです。
2:× 適切な記述です。
相手方が高齢の場合は、経営経験が十分にあっても、その状況を踏まえて慎重に説明すべきとされています。
3:○ 映像の視認と音声の聞き取りは、どちらか一方ではなく両方が必要です。
IT重説では、図面等の書類と説明を十分に理解できる映像を視認でき、かつ双方の音声を十分に聞き取れる環境が必要です。
さらに、双方向でやりとりできる環境であることも求められます。
4:× 適切な記述です。
ITを活用した説明では、重要事項説明書をあらかじめ相手方に送付しておくことが要件とされています。
相手方が手元の書面を確認しながら説明を受けられるようにするためです。
【ポイント】
IT重説の要件は「映像と音声の双方向環境」「書面の事前送付」「説明開始前の環境確認」です。
映像と音声は「又は」ではなく「かつ」で両方そろうことが必要です。